相続税の相談、遺産相続の相談は相続税専門の長嶋佳明税理士事務所へ。兵庫県芦屋市・西宮市・神戸市に対応しています。

遺産相続税相談室|長嶋佳明税理士事務所
相続専門FPの税理士長嶋佳明が語る『お金』事情

相続税がこんなにかかるとは思わなかった【神戸・芦屋・西宮】

  • 2012/03/30

先日、相続税のご相談があったお客様とお会いしました。
お客様のお仕事の都合により土曜日・日曜日・祝日がご希望とのことでしたので、週末にお会いすることになりました。

お客様がお困りになられていたのは次の2点でした。
(1)相続税がかかるのかどうか知りたい
(2)遺産相続の手続きを進めてきたが、もう限界なので助けてほしい

 

 

【相続税がかかるのかどうか知りたい】

お客様自身は、たぶん相続税がかかるであろうことはご理解されていましたが、確かな答えを求めておられました。
そこで、相続財産にどのようなものがあって、金額としてどれくらいあるのかなどを伺いました。

税理士長嶋が大雑把に相続税の試算をすると、相続税は確実にかかることがわかりました。
そのことについては、お客様もご納得されていたことなのですが、お客様にとって一つ大きな誤算がありました。

それは、土地の評価です。
相続財産の中にはご実家の土地を含めて複数の不動産があったのですが、お客様ご自身は不動産についてそれほど価値はないと考えておられました。
土地の評価額について大雑把に試算してお客様にお伝えすると、お客様から次のお言葉が出ました。

「あの土地がこんなに価値があるものとは思ってもみなかった」

土地の評価は、お客様が考えていた価値よりも1.5倍程度だったようです。
予想外の相続税の多さにお客様はとてもビックリされておられました。

 

 

【遺産相続の手続きを進めてきたが、もう限界】

相続する財産の状況について詳しくお話を伺いました。
すると、預貯金や上場株などの預入先の金融機関は10以上に分かれていました。
おそらく、ペイオフ対策にために預金を小分けにしていたのだろうというお客様からのお話でした。

確かに、ペイオフ対策のために金融機関を分散することで預金の安全は確保できるかもしれません。
しかし、残された相続人はこの10以上の金融機関に対して遺産相続の手続きをしなければなりません。
これまでお客様自身で遺産相続の手続きをされてこられましたが、その手間が苦痛になったためご自身で手続きをされることを断念されました。

そこで、お客様は次のようにおっしゃいました。
「こんなに大変だとは思わなかった、自分の相続のときには金融機関の数をできるだけ減らしておきます。そうしないと子供に迷惑をかけることになる。」

 

 

【面倒な遺産相続の手続きから解放された】

お客様とのお話の中から遺産相続の手続きがとても大変だったことが痛いほど伝わってきましたので、遺産相続の手続きからお手伝いすることになりました。
それと同時進行で相続税の申告書の作成です。

遺産相続の面倒な手続きから解放されたお客様は、明るい表情でお帰りになりました。

 

 

【遺産相続税参考ブログ】

・相続税の申告期限が迫っているお客様【神戸・芦屋・西宮】(2011/12/07)

・相続税の申告期限まで時間がない【神戸・芦屋・西宮】(2011/11/03)

・相続税の申告報酬で税理士は何をしてくれるのか?(2011/10/08)

お問い合わせ
プロフィール メディア取材・掲載情報

相続これから
相続対策の考え方
遺産分割の考え方
争続となる事例
生前贈与の活用
遺言書の存在が争いの素に
相続こまった
相続手続一覧
遺産分割の工夫
相続そのあと
税務調査
相続税を取り戻した事例
ご契約後の流れ
報酬について
相続税の実情
税理士の選び方
相続専門FPの税理士長嶋佳明が語る相続事情
遺産相続、老後の年金・医療、生命保険、住宅ローンなど、皆様の生活に密着するおトクな情報を発信するブログです。

HOME事務所理念事務所案内業務内容お問い合わせサイトマップリンク集ブログ

遺産相続税相談室|長嶋佳明税理士事務所

copyright © 2007 All rights reserved 遺産相続税相談室(兵庫県芦屋市)