相続税の相談、遺産相続の相談は相続税専門の長嶋佳明税理士事務所へ。兵庫県芦屋市・西宮市・神戸市に対応しています。

先日、私のお客さんの奥様からご相談がありました。

「勤務先に出入りをしている保険の方から医療保険入りませんか？と勧められたけど、どれがいいのかわからない」ということでした。

お昼休みの食堂などに保険のセールスの方がやってきて、保険どうですか？と勧められる。どこでもよくある話です。

そこで一昨日、訪問をさせていただきご説明してきました。

セールスの方から勧められたのは、入院したら1日10000円などの医療保険でした。

奥様は「とりあえず医療保険に入っておけば安心」だと思っておられたようです。

よくよく話を聞いてみると「老後に入院すると年金だけでは生活が不安になる」ことが一番の心配のようです。

ここでお伝えしたのは、最近は手術をしても1～2週間程度で退院することが多いので、その後の「通院」の期間の方が長い（3ヶ月～半年）んですよ。
入院したら10000円というのは、もちろん入院している間しか保険金がもらえないので、多くもらったとしても2週間で14万円です。入院よりも「通院」
の方が心配じゃないですか？通院1日5000円もらったほうが安心じゃないですか？と。

奥様は「確かにそうだわ」と大きくうなずかれておりました。

私の仕事は、お客様が何をお考えになって何が心配なのかを世間話の中から読み取り、それに対して安心できるようなお話をさせていただくことです。

最後に「スッキリしました」という言葉を奥様からいただき、私も満足感でいっぱいでした。

【結果】

入院しても保険金をもらったほうが安心だと奥様はおっしゃっていましたので、通院の保険もないのかセールスの方に聞いてみてくださいとお伝えしました。

会社経由で保険に入ると団体割引などがありますので、会社で入られたほうがいいと思いましたので、私からは「他にこんな保険があります」といったお話は一切しませんでした。

※私は保険代理店をしているわけではありませんので、保険で儲けることはありません。

あくまでサービスの一環として保険相談をしています。

【皆様のチェックポイント！】

医療保険に限らず、生命保険や損害保険など全般に言えることですが、

「いつ・どんなときに・いくらの保険金がもらえるのか」をしっかり知ることが大事です。