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相続専門FPの税理士長嶋佳明が語る『お金』事情

年金は25年間払わないともらえません

  • 2007/12/10

今日、会社を設立された社長さんにお会いしてきました。

お会いするキッカケとなったのは「会社の税金の計算は自分でできるでしょうか?」というご相談でした。

 

よくよく話を聞いていくと「厚生年金を払いたくない」ということが、その社長さんにとっては重要なことだったようです。

 

その社長さんはこれまで個人で事業をされていたので、本来なら「国民年金」を払っているハズですが、事情により国民年金をこれまで支払っていなかったそうです。

 

国民年金は、25年間保険料を払わないともらえません。

厚生年金は、国民年金の保険料を25年間払っていないともらえません。

 

その社長さんは年齢的にこれから「25年間支払う」という条件をクリアできそうになかったのです。

そんな事情から「厚生年金を払いたくない」というお言葉になったのだと思います。

確かにその気持ちもわかります。

会社になってお給料をもらうので、法律的には厚生年金に入らないといけないのですが、老後に年金がもらえないのに厚生年金の保険料を払い続ける・・・

払った分将来にもらえないなら払うだけソンと思うのも当然。

 

ただ、老後の年金がもらえないから厚生年金に入ることがまったく意味がないというわけではないんです。

(1)障害が残ったとき、国から生活保障として年金がもらえる

(2)もしもお亡くなりになったとき、国から生活保障として遺族は年金がもらえる

この2点の特典はあります。

つまり、万が一のときの保険になります。

 

この社長さんは老後の年金はゼロです。

現役時代に働けるだけ働いておかないと、老後の生活が非常に心配です。

自営業時代は退職金がないのでより多くの貯金をしておかないと心配です。

このように、老後の生活費を確保できるのか非常に不安な状況です。

そこで、それを解決するためのお話をさせていただきました。

それを実行するかどうかは社長の考え一つ・・・

 

確かに今の生活も大事です。

ですが、老後に年金がゼロなのも不安です。

みなさまなら、どちらを選択されますでしょうか?

 

 

【みなさまのチェックポイント!】

(1)老後の年金をもらうには、25年間保険料を払わないといけない

(2)国民年金が払えない場合でも、「未納」ではなく「免除」や「支払猶予」にできないかなどを市町村役場に相談すること

 

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