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【投資セミナー参加】オフショア投資

  • 2008/06/11

先週、投資セミナーに参加してきました。
「海外に投資しましょう」というセミナーでした。
海外に投資するということもあり、すべてを信じるわけではありませんが、「世の中にはこういうものがある」という勉強になりました。
自分なりに勉強して、実際に自身で投資をしようと思っています。

具体的に何に投資するのか?ということですが、海外のヘッジファンドです。
いわゆる「オフショア投資」というものです。

 

 

【オフショア投資とは?】

オフショアとは、簡単に言いますと「税金がかからない・税金が安い地域」を言います。
身近なところですと、香港・シンガポールなどです。

こういった「税金がかからない・税金が安い地域に投資をしましょう」というのがオフショア投資です。

 

 

【日本の投資信託の仕組み】

オフショア投資は海外のヘッジファンドに投資をすることになるのですが、ヘッジファンドは簡単に言いますと「投資信託」です。
日本の銀行や証券会社で販売されているあの投資信託と同じです。

ここで、日本の投資信託の収益が私たちの手元にたどりつくまでの流れを確認してみます。
仮に、日本の税金を引いた後の利益が3%の利回り。
それぞれの会社が2%の手数料を取ったとすると次のようになります。

 項目  利回り
 海外投資ファンド  14%
 海外の投資会社  12%
 ↓
 海外の投資会社  10%
 ↓
 日本の投資会社  8%
  ↓
日本の証券会社  6%
  ↓
日本の税金 4%
 ↓
  税引き後の利益  3%

これらからわかるように、元々の海外投資ファンドの利回りは14%前後であるということがわかります。

 

 

【具体的なオフショア投資とは?】

海外の投資ファンドを海外の投資会社から直接買い付けるので、日本の金融機関の手数料はかかりません。
そして、税金がかからない・税金が安い地域ですので、投資の利益には海外の税金はほとんどかかりません。

もちろんのこと日本の税金もかかりません。

このようなことから、日本で投資信託を購入すると3%の利回りにしかなりませんが、
オフショア投資になりますと10%の利回りとなります。
仮に1000万円投資していて、年利7%違えば10年後はどれくらいの差になっているでしょうか。

利回り3%(10年間複利)→1343万円
利回り10%(10年間複利)→2593万円

利回りに7%の差があると10年後には約2倍の差となります。

日本の金融機関はこの海外投資ファンドを直接買い付けて、私たち一般投資家に販売をしています。
日本の投資信託は一般的に「投資家が儲けようが損しようが金融機関が儲かる」と言われていますが、このことなのかもしれません。

 

 

【投資は自己責任でお願いいたします】

オフショア投資が良いと言っているのではなく、「世の中にはこういうものもあります」というご紹介です。
このオフショア投資をするには海外の金融機関で口座を開く必要があります。
もちろんのこと英会話能力が必要となるケースが多くなると思います。

日本人は英語がわからない方が多いことをいいことに、詐欺まがいな会社さんも多いと聞いています。
くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。

もう少し詳しいお話を聞きたい方は、長嶋がセミナー参加した感想などのお話をさせていただきます。

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